新入社員奮闘記

新入社員奮闘記

2021年度に新卒で入社しました、営業職の「Y.I」です。
当社に入社し半年、やっと新しい環境にも慣れて、少しずつ周りも見えるようになってきました。今回はそんな私が社会人になってから感じた学生時代とのギャップや、様々な気づきについてお話していきたいと思います。

(1)同期社員はいたほうが良い?いないほうが良い?

入社当初、私は同期社員がいないことに心細さを感じていました。

気軽に相談したり、互いに切磋琢磨できる存在がいないことが不安で、同期がいる友人を非常に羨ましく思っていました。

しかし社会人になりしばらくして、同期がいないことはそれほど悪いことではないと思うようになりました。

 

◎同期がいる=比べられる

同期のいる友人から聞いたのですが、同期とはお互い辛いときに励ましあえる反面、比較されて落ち込むこともあるそうです。

例えば「AさんよりBさんの方が優秀だ」「CさんはDさんより仕事ができない」と評価されることが多いため、嫌でも同期を意識してしまい自分と比較してしまうそうです。

それゆえ同期の評価が必要以上に気になってしまったり、優秀な同期と比べて自分の実力を卑下し、時には仕事に対するモチベーションを失ってしまうこともあると言います。

一方、同期のいない私にはそういった悩みがなく、同期と自分を比較して落ち込むことも卑下することもありません。

しかし、元々は私も人と自分とを必要以上に比べてしまう傾向がありました。
それもそのはずで、学生時代は常に同級生との競争です。部活でのレギュラー争いやテストの点数で優劣を競うように、他人と自分を比較することが日常でした。

そのため、自分より優れている友達を見ては「自分なんて…」と落ち込むことが多くありました。

逆に世間的にみればたいしたことがなくても、学内で優秀だった場合は「私めっちゃ賢いやん!」と勘違いして喜んだりと、とにかく学生時代の私は人との比較結果に振り回されて、自分の能力を冷静に判断することができていませんでした。

しかし社会人になり現在の会社で働いてからというもの、比べる対象がいないため、周りを気にせず自分のペースで仕事に取り組めるようになりました。

そして「誰かと比較して、自分のほうが優秀だったから嬉しい」ではなく「以前の自分より仕事ができるようになったから嬉しい」という思考に切り替わった結果、自分の能力を冷静に判断できるようにもなりました。

実際、他人の評価をいくら気にしても彼らの成績が変わることはありませんし、そうした自分ではどうにもできないことに一喜一憂していると、自身の能力を思うように発揮できなくなってしまいます。

学生時代にはこのようなことを考えもしませんでしたが、この職場で働いたからこそ、他人に矢印を向けるのではなく、自分自身に矢印を向けることの大切さに気付けました。

◎比較・競争相手がいないと、成長の機会を逃してしまうのでは?

同期がいない環境では比較されることがなく、ストレスが少ないといったメリットはあります。しかし切磋琢磨する相手がいないため、成長する機会も失ってしまうのではないかと心配な部分もあります。

確かに同期を意識して負けじと努力することは、自身の成長を促すためには良いことだと言えます。

しかし人というのは、めざす目標も積もうとしているキャリアも、人生経験も大きく違うため、同期だからといって簡単に比較できるものではないと考えます。

人と人とは比べられない。

だからこそ私がやるべきことは、自分自身と比較することです。

今日の自分が昨日の自分より、少しでも成長しているように努力する。そうすることで、同期がいる人もいない人も、今よりももっと成長することができるかもしれませんね。

(2)社会人と学生の「コミュニケーション能力が高い人」は全く違う!

続いては、私がコミュニケーション能力について感じたことです。

新社会人として生活を送る中で、社会人と学生では「コミュニケーション能力が高い人」の定義は全く違い、求められる能力も違っていることに気が付きました。

◎「コミュニケーション能力が高い人」の定義

学生の中でいうコミュニケーション能力が高い人というのは「友達を笑わせること」や「場を盛り上げること」が得意な人であり、いわゆる「陽気な性格の、面白い人達」を指します。

学生時代は、このような人たちが「コミュニケーション能力が高い!」と称賛される対象でした。

一方、社会人の中でのコミュニケーション能力が高い人というのは「話す力(わかりやすく伝える力)」と「聞く力(相手の意図を正確に把握する)」が充実している人のことだと考えます。

◎コミュニケーションの目的

社会人のコミュニケーションとは「相手に何らかの行動を起こしてもらう」という目的を達成するものでなければなりません。

例えば、「お客様に契約を結んでもらう」「上司から承認を貰う」など、こちらの要求に応えてもらうためにコミュニケーションを取る必要があります。

そのため学生同士のコミュニケーションで重要視される、明るい性格であることや面白い話題を提供できるといったものはあくまでも「+α」です。

相手に行動を起こさせるための直接的なスキルである、「話す力と聞く力」が充実している人こそ、社会人としてコミュニケーション能力が高いと言えるのではないでしょうか。

◎「話す力と聞く力」を充実させるには?

では「話す力」と「聞く力」を充実させるにはどうすればよいのでしょうか。

私自身、これらの能力が全く足りていないということに社会人デビューしてから気付きました。そしてこのままではいけないと思い、以下のことを意識してコミュニケーションをとるようにしています。

まず、私が「話す」ときに意識していることは、結論から喋り始めるということです。

と言ってもこれが中々難しく、実際は話しているうちに別の内容のゴールが見つかってしまうことが多々…。

しかし先輩方の会話をきいていると、一言目に「要するに〜」「結論から言うと〜」と喋り始めていることがほとんどです。

そこから思いついたのが、喋りはじめの口癖を「要するに」「結論から言うと」にしてしまうことです。このように、無理やりにでも結論ファーストを実行することで、話す力(わかり易く伝える力)が鍛えられると考えます。

初めは思ったように行かないかもしれませんが、諦めずに継続して訓練していきましょう(自分に言い聞かせています)。

さて次に私が「聞く」ときに意識していることは、喋り手の最後の言葉に注意を向けることです。

何故かと言うと、普通日本語はセンテンスの後ろの方に重要な意味が現れるからです。例えば、「昨日頼んでおいた資料は出来上がった?」と上司に聞かれた場合、この文章中で相手が最も聞きたいことは「できたか、できていないかどうか」ですよね。

そのため、一番最後の問いかけに対して瞬時に答えられるように、最後の言葉へ注意を向けて話しを聞くように意識しています。

このように、話すときは最初の言葉に気をつけて、聞くときは最後の言葉に注目するように意識することで、社会人にとって本当にコミュニケーション能力の高い人になれると考えています。

(3)まとめ

ここまで、「同期いる・いない問題」や社会人と学生時代の「コミュニケーションの違い」について自分なりの考えを書いてみました。

今後は、その気付きや学びを仕事に活かしていくことで会社の戦力となれるように、日々、奮闘していきたいと思います。

私と同じ社会人一年目の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!

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Y.I

R3年入社のルーキー。いつもニコニコ、笑顔で周囲を明るくしています。趣味のゴルフの腕前は、まだまだ発展途上とのこと。

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