フォントさんぽ 〜街を歩けばサンセリフにあたるの回〜

フォントさんぽ 〜街を歩けばサンセリフにあたるの回〜

こんにちは。街を歩けば無数のフォントが目に入ってきますね。今回は街でよく見かけるロゴタイプのフォントに焦点を置いてみました。一見すると全く異なるイメージを持つロゴには意外な共通点があるかもしれません。

【ご注意】本稿の内容はあくまで筆者の「考察」ですので、そのあたりご了承ください。

(1)街でよく見かけるフォント

世界的スポーツの祭典、アパレルブランド、公共交通機関のロゴ。色や形もバラバラで、伝わるイメージも異なりますが、英数字のフォントって似ていませんか?
おそらく、「DIN」というフォントが使われていると推測されます。

この他にも、同じフォントかも!?というロゴがありますのでご紹介します!

こちらはストリートファッションブランドに、世界的ハイブランド、そしてまさかのピザ屋さん。
こちらは「Futura」というフォントが原型になっていると思われます。

最後にもう一つ。

衣料品や雑貨・食品の小売店、電機メーカー、車メーカー、と業種はそれぞれですが、フォントは同じ「Helvetica」のようです。

「DIN」「Futura」「Helvetica」3つのフォントは似か寄っていて、少し違いが分かりにくいと思いますので、次の章ではフォントの大まかなカテゴリーについて説明します。

(2)セリフ体とサンセリフ体

フォントは大きく分けて2種類に区分されます。
「セリフ体」と「サンセリフ体」です。

ざっくりいうと、セリフ体にはヒゲがあり、サンセリフ体にはヒゲがありません。
和文の明朝体はセリフ体、ゴシック体はサンセリフ体に分類されます。

セリフ体は縦線と横線に太さの違いがあり、フォーマルで大人っぽい印象を与えます。
また、読み手に負担を与えにくいとされ、新聞や小説など長い文章でよく使用されます。

サンセリフ体は縦線と横線に太さの違いがなく、カジュアルで親近感のある印象が特徴です。
可読性よりも視認性に優れているのでタイトルや見出しなどに使われることが多いです。
冒頭で挙げた「DIN」「Futura」「Helvetica」の3つはいずれもサンセリフ体です。

 

もともと、視認性に優れたサンセリフ体をロゴタイプとして使用する企業は多かったのですが、ここ数年、セリフ体からサンセリフ体へロゴタイプをリニューアルする企業も増えています。

(3)オンライン対応できるフォントが流行中

ハイブランドもサンセリフ体の潮流に乗っています。
その一例を見て見ましょう。

とても見やすくスッキリしましたね。
一部では、「個性が無くなった」「全部同じに見える」という批判の声が上がっているようです。
確かにパッと見た雰囲気は似たような印象を持ちます。

では、なぜサンセリフ体へ移行するのでしょうか?
その答えの1つはオンラインに対応するためです。
PCの大きな画面でも、スマホの小さな画面でも見やすく、同じイメージで表示できるので使い勝手が良いのです。
オンラインでの視認性が高いサンセリフ体は、今後ますます目にする機会が増えるでしょう。

(4)ちょっと寄り道、セリフ体

では、セリフ体はこのまま絶滅してしまうのでしょうか?
ちょっと寄り道して、まだまだ活躍しているセリフ体を見てみましょう。

↑ハイ!
安定のご活躍中です!


 

2018年、サンセリフ体への流れに逆行するようにリニューアル。
文学的なイメージと、手書き文字をデジタル化するアプリの世界観がマッチしたため、セリフ体が採用されました。





 

2020年に開業した新駅の看板。
「なぜ?」「見づらい!」とネット民がザワつきましたが、駅のコンセプトである「和」を表現するために明朝体が採用されました。
このようにオフラインでの使用やブランドの個性を強調したい場合に、セリフ体が活躍しています。

(5)フォントは記号

フォントは情報を伝えると同時に、受け手の思考や感情を動かします。
例えば、セリフ体は「大人っぽい」「真面目」な印象を、サンセリフ体は「目立つ」「楽しい」というような印象を与えることができます。
可読性・視認性・判読性を意識しながら、フォントの特性を上手に活かすことができれば、より伝わりやすいデザインになります。
プレゼンなどの資料作りから、フォントを上手く活用する「フォン活」はじめてみませんか。


フォントって、ふぉんとに面白いですね。

 

↑これが言いたかった、だけ…?(by編集部)


【重ねてご注意】上記はあくまで「考察」であり、その真偽のほどはアレですのでご了承くださいね。

クリエイティブ担当

A.i

日々様々なことに思いを馳せながら、広告デザイン制作に没頭する。将来の夢は映画館運営との噂。

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